こんにちは、NAKAJIです。
本日はこの富士山の写真をレタッチしていきたいと思います。
みなさんだったらこの写真、どのようにレタッチをしますか?
ぼくだったら、この写真をレタッチする際にいくつか考えることがあって、「魅力的なポイントは何か」また「見せないところは何か」そして「主役は何か」というようなポイントです。
そういったところを考えてレタッチをいつもしています。
この写真で言えば強調していきたいポイントは、まず「主役の富士山」と、「夕日のグラデーション」の2つです。
この部分をもうちょっと強調していきたいと思います。
それではやってみましょう。
色相を変える
最初は、キャリブレーションでこのレッドの色相座標値というんですかね。
いやブルーだな。
ブルーの色相座標値を左に。
そしてレッドも少し右に。
もうここかなり弄るだけで夕日のグラデーションがきれいですね。
サイドも少し赤みがかかっているのでこうやって…。
やり過ぎると絵みたいになってくるので、ちょうどいいところを探しましょう。
ここは好みなので、僕は30ぐらいにしようかな。
青はどうでしょう。
青も付けてもいいですね。
50ぐらいにします。
若干淡い感じのグラデーションを出していきます。
かすみ除去
奥は若干かすみがかかってるように見えています。
結構この日は雲もなくて、スカッと晴れていたので富士山の奥の方までくっきりちゃんと見えていたんですけれども、やっぱり若干まだかすんでいるので、かすみ除去を付けて…。
海ぎわだと湿気が多いので、写真全体が若干かすんじゃうんですよね。
かすみやすくなっちゃうので、ちょっとプラス20ぐらいかすみ除去をつけましょう。
写真の角度調整
一旦ここで角度調整しましょう。
これが自動でやってもうまく合う時はあるのですが…。
左上を見ると、まあまあ合ってますね。
これでOK。
写真の比率
縦横の比率なんですけれども、みなさんがもしインスタグラムに投稿される場合は、4:5を選択するといいです。
インスタグラムっていうのは3つの比率パターンがあります。
- 16:9
- 1:1(スクエア)
- 4:5
この4:5というものは一番スマホ画面いっぱいに表示される比率なんですよね。
インスタグラムに投稿される場合は4:5で投稿すると、スマホ画面にいっぱい表示されるので、写真のインパクトが出るかなと思います。
今回は4:5で選択していきます。
写真の構図
それでは写真の構図を決めていきましょう。
大まかな構図を決める
富士山が真ん中に来るようにしましょう。
大体こういう主役が真ん中にくる構図というものは、日の丸構図と言います。
王道の構図です。
空と陸地、二分割されていることを二分割構図と言います。
この写真では日の丸構図と二分割構図というものに意識していこうかなと思います。
しかし、あくまでも目安にすぎません。
こうやっていても、日の丸構図で二分割構図と言います。
ここも好みで見せたいポイントがどこか、どのように表現したいかという、それぞれの自己表現に合ったものでいいかなと思います。
構図の微調整をする
ちょっと地面も出したいなと思ったのですが、出すと富士山が中央よりじゃなくなってしまうので、中央に持っていきましょう。
中央に持ってきて、もう少し地面出したのですが、砂浜ですね。
手前の水辺のリフレクトだけでもいいかなと思ったのですが、奥行き感をもう少し出したいなと思いました。
この黒いところが若干あると、富士山この奥行き感というものがより強調されるのかなと思います。
手前のこの水にリフレクトされていない砂場なのですが、そこをもう少し加えてこんな感じにしようかと思います。
写真をより印象的かつ幻想的にみせるには?
はい、終了です。
富士山の写真を印象的で幻想的に仕上げることができました。
これを初期化するとこんな感じだったのですが、断然レタッチした後の方が夕日のグラデーションと、富士山の輪郭が強調されて、より幻想的で印象的な写真になったと思います。
今回、強調したポイントは「夕日のグラデーション」と「富士山の輪郭」です。
この2ポイントを意識しているレタッチをしてみました。
そして比率は4:5で、構図は「日の丸構図」と「二分割構図」を意識して配置をしました。
以上でこの写真のレタッチは終了です。
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最後までお読みいただきありがとうございました。